バージョン管理
Gitはファイルの変更履歴を記録する仕組みです。コマンドを覚える必要はなく、概念を知っていればClaudeに操作を頼めます。知っておきたいことは、突き詰めると一つです。記録した変更は、戻せる。これを知っていれば、コードの変更を恐れる理由がなくなります。
ただし戻せるのはコードの話です。送信済みのメールや削除したデータまで戻るわけではありません(Claudeへの権限)。
commit
変更をひとまとまりの記録として保存する単位です。commitごとに「その時点の状態」が残り、後から見比べたり戻したりできます。
プロンプトの例
今の状態と1つ前で何が変わったか教えて
さっきの変更で表示が崩れた。変更前に戻して
branch
本番の状態から分岐して、別の変更を安全に試す仕組みです。うまくいかなければbranchごと捨てれば、元の状態には何も起きていません。Claudeが「branchを切って試す」と言ったら、本番を壊さない場所で作業しているという意味です。
push
手元の記録は、pushでGitHubなどの共有サーバーへ送られるまで、自分のマシンの中にしかありません。「commitした」は手元に記録した、「pushした」は共有した、という別の状態です。マシンが壊れると、pushしていない変更は失われます。
force push(強制上書き)は共有側の履歴を書き換える操作で、他の人やAIの作業を消すことがあるため、理由が明確な場合以外は避けます(Claudeへの権限)。
Pull Request
変更をまとめて見せ、確認を経てから本流へ取り込む仕組みです。差分、説明文、プレビュー環境(環境の分離)がセットになるため、コードを読まない人でも「何がどう変わるか」を確認してから反映できます。弊社では、本番に影響する変更はPull Requestを通します。