用語の地図
Claudeとの会話には専門用語が次々に出てきます。定義を覚える必要はなく、どの領域の言葉で、自分の作業と何の関係があるかが分かれば会話は成立します。詳細はリンク先に任せ、ここでは地図だけを描きます。分からない用語が出たら、その場でClaudeに聞くのが最短です。
プロンプトの例
いまの説明に出てきた「ビルド」って何?この製品だと何にあたる?
手元の道具
- ファイルと拡張子 — 名前の末尾でファイルの種類を示す約束。
.tsはTypeScriptのコード、.mdは文章、.svgは画像。Claudeの報告はファイル名だらけなので、種類が読めると流れを追える - ディレクトリ — ファイルの入れ物。1つの製品は1つのディレクトリにまとまり、それが履歴ごと管理されるとリポジトリになる(バージョン管理)
- ターミナル — 文字でコンピュータに命令する画面。Claudeが操作を代行しているのがここ
- エディタ(VSCodeなど)— コードを読み書きする道具。自分で書かなくても、Claudeの変更を眺めるために入れておく価値がある
画面を作る言葉
- HTML — ページの構造。見出し、段落、ボタンという骨組み
- CSS — 見た目。色、余白、配置。弊社ではTailwind CSSの形で書く(推奨する技術スタック)
- JavaScript — 画面の動き。押したら開く、入力したら反応する
- TypeScript — JavaScriptに型(データの形の宣言)を足した言語。間違いを実行前に見つけられるため、弊社の標準
- Markdown —
#や-だけで構造を書ける文章の記法。このサイトの原稿もMarkdown
通信の言葉
- URL — 場所の指定。ドメイン(Webの構造)と、その中のパスで構成される
- HTTP / HTTPS — ブラウザとサーバーの会話の約束事。末尾のSは暗号化付きであることを示す
- リクエストとレスポンス — その会話の一往復の呼び名
- API — プログラム同士の窓口(構造の観点)
- モック — 本物の代わりに置く偽物。まだ無いデータやAPIの代わりに置けば試作が進み、決済やメールの代わりに置けば事故を防げる(モック)
- JSON — プログラム同士がデータを渡す時の書き方。
{ "name": "田中" }のような形で、人間にも読める
サーバー側の言葉
- データベース — 消えては困るデータの保管庫(構造の観点)
- SQL — データベースへ保存や取得を頼むための言葉。接続方法の選定は開発の進め方で扱う
- 環境変数 — コードの外に置く設定値。秘密の鍵の置き場所(トークン・APIキー)
- ログ — サーバーで起きたことの記録。不具合調査の出発点で、個人情報を書いてはいけない場所(個人情報・認証・決済)
ブラウザと配信の言葉
- Cookie — ブラウザ側に保存される小さなデータ。ログイン状態の維持に使われる
- キャッシュ — 一度取得したものを再利用する仕組み。速さの源で、「直したのに変わらない」の主な原因でもある
- CDN — 世界中に置かれた配信拠点の網。Cloudflareの本業(推奨する技術スタック)
- 開発者ツール — ブラウザに内蔵された調査画面。エラーと通信の記録が見られ、Claudeへ報告する材料になる
AIとの作業の言葉
- コンテキスト — Claudeが今の判断に使える情報の範囲。会話、読み込まれた指示や記憶、作業中に読んだファイルなどが入る(Claude Codeの運用知見)
- CLAUDE.md — リポジトリに置くClaude向けの指示ファイル。公開範囲、利用対象、本番運用の状態など、作業の前提と約束を書く場所(記載する前提の一覧)
- Skill — Claudeに追加する再利用可能な手順書。繰り返す作業を短い呼び出しにできる(日常点検)
- MCPサーバー — Claudeの手足を増やす外部接続の仕組み。有効にする前に提供元を確認する(Claudeへの権限)
作業工程の言葉
- Issue — 不具合や要望を1件ずつ記録するGitHubの仕組み。会話が流れても消えない、修正の単位になる
- パッケージ / ライブラリ — 取り込んで使う他人のコード(依存関係)
- フレームワーク — 製品の土台になる大きなライブラリ。Next.jsやHonoがこれ
- ビルド — 書いたコードを、配布して動かせる形へ変換する工程。「ビルドが通らない」は変換段階の失敗
- lint / format — コードの書き方の自動検査と自動整形。書き方の好みの議論をなくす道具
- デプロイ — ビルドしたものを、利用者が触れる場所へ反映する工程(環境の分離)