プラグイン
intaプラグインは、会社で揃えたい手法や運用、好み、便利な知見を集め、ClaudeとCodexで使える形にしたものです。社内で使いたいSkill(再利用する指示や資料のまとまり)が増えても呼び出し方に迷わないよう、目的ごとの入口とサブコマンドで整理します。インストールと日常の使い方はセクションの概要にまとめています。このページでは、何を共有し、どこへ追加するかを扱います。
会社で揃えたいことを集める
intaに集めるのは、弊社が採用する手法とその条件、日々の運用、デザインや文書の好み、繰り返し役立つ知見です。たとえば、技術構成を選ぶ基準、テストの使い分け、成果物の形式などを共有します。必須の制約に限らず、毎回説明している好みや、検証で分かった注意点も対象です。
手法を載せるときは、弊社が選ぶ条件と理由を添えます。好みは好みとして書き、必須条件と区別します。一般的な仕様や操作方法は公式資料へリンクし、弊社での選び方や使い方を本文に残します。公開範囲や利用対象など、製品ごとの前提はリポジトリ側へ記録します。
入口とサブコマンドで整理する
新しい知見を追加するたびに、独立したSkillを増やす運用にはしません。まず、既存のSkillへ追記できるか、同じ目的のサブコマンドとして扱えるかを確認します。サブコマンドは、一つのSkillの中で対象や作業を選ぶための呼び分けです。入口の一覧を短く保ちつつ、必要な手順を選べるようにします。
たとえば、テストに関する知見はinta:testへまとめ、inta:test unitやinta:test apiで対象を選びます。文書成果物に関する好みはinta:docsへ集めます。開発の依頼はinta:devで受け、要望整理、実装、レビューといった工程ごとに別の入口を探す手間を減らします。使えるサブコマンドと呼び出し方は、配布元のREADMEと各Skillで確認します。
独立したSkillを追加するのは、使う目的や必要な資料が既存の入口へ収まらず、分けることで選びやすくなる場合です。内容が重複する入口は統合し、社内で使わなくなったものは整理します。
指示と知見の置き場所
製品ごとの前提と社内で共有する内容を分け、同じ本文を複数の場所で保守しません。
- リポジトリの指示ファイル: 製品の前提、常に必要なコマンド、変更禁止領域、worktreeや開発サーバの制約
- Skill: 製品をまたいで共有する手法、運用、好み、知見と、それを使う手順や資料
- Agent: モデル、判断主体、委譲先、権限など、Claude固有の設定
- Automation: 業務をいつ起動するか
- 依頼文: 今回の目的、範囲、受け入れ条件
CLAUDE.mdやAGENTS.mdなど各AIが読む入口は分かれても、共有する規則の本文をコピーして別々に保守しません。
依頼と製品の条件に合わせる
プラグインを有効にしても、今回の依頼や製品ごとの制約は必要です。対象リポジトリの指示をプラグインの既定より優先し、書き込みや外部への反映は依頼された範囲で進めます。すでに許可された操作について、Skillが切り替わるたびに確認を求める運用にはしません。
全件の点検や環境変更など、通常の開発依頼から広げてよいとは限らない作業は、人が明示して起動する入口へ分けます。開発・点検・保守の使い分けも、この作業範囲を揃えるための運用です。
Hookと自動化
Hookは、編集後のformatやcommit前の検査など、決まったイベントで短い処理を確実に動かすために使います。重い全テスト、長時間の監査、外部への書き込みはHookへ置きません。自動化は「いつ起動するか」だけを担当し、開発や点検の判断手順そのものはSkillまたは独立ワーカーへ置きます。
設定と機密情報
- APIキー、個人ID、認証情報はトークン・APIキーの方針に従い、リポジトリへ置かずユーザー設定または秘密管理基盤で管理する
- プロジェクト設定には、共有してよいリポジトリ固有値だけを置く
- Plugin、MCP、Skillの有効化は、Claudeへの権限の確認手順(提供元、権限、外部通信)に従う
- 生成物やキャッシュを正本にせず、配布元と同期方法を明確にする
- 設定変更後は、各AIでinstructions、Skill、Plugin、MCPが実際に読み込まれたことを確認する